このクラウドファンディングは達成しませんでした。寄付予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより寄付を行った方には、当社より返金が行われます。

殺菌力をもつキレイな入れ歯の開発を進め、高齢者の肺炎を減らしたい

殺菌力をもつキレイな入れ歯の開発を進め、高齢者の肺炎を減らしたい
このクラウドファンディングは達成しませんでした。寄付予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより寄付を行った方には、当社より返金が行われます。

寄付総額

3,791,000

目標金額 16,000,000円

寄付者
125人
募集終了日
2023年5月30日

    https://readyfor.jp/projects/cpc?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

クラウドファンディング達成へ向けての大切なお願い

 

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で挑戦しており、成立するためには目標金額1,600万円の達成が必要です。最終日まで、皆さまからのご寄付をお待ちしております。

(2023年5月19日追記)

 

 

✔ 殺菌剤が入れ歯から放出される技術を応用して、入れ歯の表面と内部を常にキレイに保つ、殺菌性義歯材料の開発を進めています。

 

✔ 歯科材料として皆様に使っていただくためには、口腔内で使用可能かを調べる、安全性の試験を行う必要があります。今回、クラウドファンディングで集めさせていただいた資金を用いて、医療機器(製品)としての承認獲得に向けた、生物学的安全性試験の実施を計画しています。

 

 

大学から新しい医療機器を開発するためには、日本医療研究開発機構(AMED)などの国からの資金の援助は欠かせません。しかし、その採択数・採択率は少なく、非常に狭き門となっております。そのため、何年にもわたりチャレンジし、採択を目指すことも多々あります。

 

私も何度も挑戦してきましたが、書類審査で不採択や面接まで進んだとしても採択されないという思いをしてきました。しかし、私たちはこの殺菌力を持つ入れ歯を必要とするのは、この高齢化社会が進んでいる「今」だと考えております。

 

いち早くこの新しい入れ歯を皆様の元へ届け、高齢者の健康維持、さらには介護者の負担軽減につなげたい。そのような思いをもとに、このクラウドファンディングに挑戦しています。

 

 

これまでの歯科材料開発の経験をもとに、これからの入れ歯治療を変える第一歩を

 

ページをご覧いただきありがとうございます。

北海道大学大学院歯学研究院生体材料工学教室助教の中西 康と申します。

 

私は、「歯科材料」=歯科治療で使用される素材についての研究を進めています。虫歯の治療・抜けた歯の治療・矯正歯科治療などすべての歯科治療において、歯科材料は欠かせません。

 

私が歯科材料の開発を行っている理由は、「良い歯科材料の開発は治療に直結し、治療そのものを変えることができる」からです。

 

歯科治療は、歯科材料の改善とともに進歩してきました。

 

例えば、入れ歯(義歯)は日本では戦国時代には普及していたと言われています。そのころは木製の入れ歯が使われていました。また、アメリカの最初の大統領ジョージ・ワシントンも入れ歯をしていたことが知られており、この入れ歯は約1.3kgあったといわれています。

 

そこから、1900年代初めにプラスチックができ、軽量化され、強度も上がり現在のような入れ歯が完成し、それに合わせた作製法・調整法など治療法が考えられていきました。このように材料の進歩が治療を変えるのです。ここに私はやりがいを感じて、歯科材料開発を行っております。

 

今回も皆様と一緒に「これまでにない新しい入れ歯を開発し、現在の入れ歯治療を変えたい!」と思っています。

 

 

これまでの歯科材料開発の経験をもとに、これからの入れ歯治療を変える第一歩を

 

入れ歯と切り離せない、細菌増殖の課題について

 

入れ歯(義歯)は、歯が抜けた部位を回復するために、世界で数多く使用されている歯科材料の一つであり、日本では2,533万人の人が部分入れ歯を、1,233万人の人が総入れ歯を使用しています。(平成28年歯科疾患実態調査、厚生労働省)

 

 

入れ歯には、食べ物を咬む(咀嚼)、飲み込む(嚥下)、喋る(発音)などの機能や見た目(審美)を改善する機能があり、食事をする、会話をするなどの生活する上で欠かせない行動を支えています。

 

 

しかし、長期に使用された入れ歯の内部には細菌が増殖することが知られています。この増殖した細菌が口腔内の細菌のリザーバーとなり、様々な問題を引き起こします。

 

汚れた入れ歯が引き起こす問題

 

汚れた入れ歯により起こり得る健康への害

 

・口腔粘膜異常

汚れた入れ歯を使用していると、増殖した細菌が原因となり口腔カンジダ症義歯性口内炎など口の粘膜に炎症が起きたり、痛くなる病気を引き起こします。

 

・肺炎

口腔内の汚れが死に直結する肺炎の発症に関与することはよく知られています。入れ歯の汚れも関与することも報告されており、入れ歯をあまり洗浄しない人は、入れ歯を毎日洗浄している人に比べて1.3倍肺炎の発症率が高いとされています。(Kusama et al., Scientific reports, 9, 13734, 2019)これは、汚れた入れ歯の使用が口腔内も汚染していくためと考えられます。

 

・癌の転移

最近の北海道大学の研究で、口の中の細菌が癌の転移に関与することがわかりました。(北海道大学歯学研究院血管生物分子病理学教室、2022.9.5、Press release 口腔内細菌による血管炎症はがんの転移を促進する ~がん患者の口腔清掃の重要性を明らかに~(Yu et al., Canser Science, 113, 3980-3994, 2022)そのため、キレイな入れ歯を使用することで口腔内を清潔に保つことは癌転移の予防にもつながると考えられます。

 

入れ歯を管理することの負担と限界

 

入れ歯を清潔に保つためには、義歯ブラシや義歯洗浄剤による洗浄がありますが、毎日行っても汚れが残存してしまうことがあります。長期間使用した入れ歯から嫌な臭いがしてくるのはそのためです。入れ歯を清潔な状態を維持することは非常に難しいのです。

 

清潔に維持するためには毎日の義歯ブラシによる時間をかけた徹底的な清掃洗浄剤の使用が必須となります。しかし、これを十分行うのは入れ歯使用者にとって大きな負担となります。

 

 

特に、手の動き等に障害のある入れ歯使用者であると、家族や介護者の協力が必要になります。しかし、この徹底した入れ歯管理は介護保険施設において、47.1%の入所者が義歯を使用している現状(介護保険施設等における口腔の健康管理等に関する調査研究、日本老年歯科医学会、令和元年)を考えると、すでにひっ迫している介護現場(義歯管理を介護者が行うこと)へのさらなる負担増加は避けられません。

 

実際、介護現場では、「口腔内のケアの重要性をわかっているにも関わらず、そのための時間や人手が足りない」という意見があり、入れ歯の清掃管理が十分にできない場合は入所時に入れ歯を撤去してしまうこともあります。

 

そうなると、食べ物をおいしく食べる、「食事を楽しむ」ことができなくなってしまいます。私たちは入れ歯をキレイに保つことで、介護者の負担を少しでも減らし、すべての入れ歯使用者が食事を楽しむことができるように、殺菌性義歯材料を開発しています。

 

開発のきっかけ 〜訪問歯科の現場の課題〜

 

訪問歯科が1988年に保険導入されて以来、国の政策もあり高齢者宅や介護施設等へ訪問診療を行う歯科が増えていきました。私の友人にも多くおります。現場での話を聞くと、まだまだ口腔内や入れ歯が汚れているケアや治療が必要な患者さんはたくさんいるとのことでした。

 

口腔内のケアの重要性はご家族、介護士の皆様が理解しており、十二分に尽くしてくださっていますが、やはり手が足りない、時間が足りないというところが現状であるとのことでした。これを歯科材料観点から解決したいと考えたのが今回の殺菌性義歯材料の開発です。

 

 

これまでの歯科材料開発の経験をもとに、これからの入れ歯治療を変える第一歩を

 

殺菌剤の研究のこれまで

 

私たちのプロジェクトチームは、殺菌剤である塩化セチルピリジニウム(CPC)を数週間低濃度で徐放でき、かつCPCを再取り込みする機能(リチャージ機能)をもつ新しい殺菌剤キャリア「CPCモンモリロナイト」を開発しました。(Matsuo et al. Acta Biomaterialia, 100, 388-397, 2019 / Naoe et al., Journal of Prosthodontic Research, 64(4), 436-443, 2020)

 

これを義歯材料に添加することで殺菌剤が継続的に放出され、入れ歯の表面と内部を常にキレイに保つ、入れ歯の開発を目指しています。

 

CPCモンモリロナイトとは

 

モンモリロナイトは層状をした鉱物であり、食品、化粧品、歯磨き粉などに使用されています。このモンモリロナイトは層の間に陽イオンを保持し、さらに他の陽イオンと置き換わることができる機能(陽イオン交換能)をもちます。我々はこの機能に目を付けました。この陽イオン交換能を利用し、層間に陽イオン性の殺菌剤である塩化セチルピリジニウム(CPC)を入れたものが、「CPCモンモリロナイト」です。

 

 

CPCモンモリロナイトは、数週間低濃度で徐放し、さらに殺菌剤を再取り込み(リチャージ)できることがわかりました。また、モンモリロナイトは食品や歯磨き粉、CPCはうがい薬に使用されているため、両材料ともに安全であることがわかります。現在、様々な用途への展開を検討しています。

 

 

その中の一つが、入れ歯のクッション材への応用です。私たちは、規格試験や安全性試験をクリアし、このCPCモンモリロナイトを入れ歯のクッション材へと添加した材料「ティッシュコンデショナーCPC」を開発しました。2021年4月から全国販売しております。

 

ティッシュコンディショナーCPCは、このクッション材の使用期間である2週間、殺菌効果を持続するため、内部を清潔に保つことができます。また、臨床現場から、ティッシュコンデショナーCPCを付けた入れ歯を装着することにより、周囲の歯に菌の塊であるプラークが付着しにくくなることがわかりました。(Otsubo et al., Pharmaceutics, 15(2), 544, 2023)

 

 

これまで、入れ歯をキレイに保つためには、毎日の義歯ブラシによる時間をかけた徹底的な清掃と義歯洗浄剤の使用が必要でしたが、殺菌剤が入れ歯そのものから放出される技術を活用すれば、これを簡便にすることができます。

 

また、ティッシュコンデショナーCPCのように、周囲の口腔内までキレイにすることができる新しい材料になると考えています。上述したように口腔内の細菌が肺炎の発症や癌転移のリスクを上昇させることが知られています。そのため、殺菌性義歯は着用することで口腔内を清潔に保ちこれらのリスクを減少し、入れ歯使用者の健康を守ることができると考えています。

 

さらに、これまで高濃度のCPCが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に抗ウイルス効果があること報告されていましたが、最近の北海道大学の研究で低濃度でも効果があり、さらなる研究開発により新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発症や重症化の予防も期待できる可能性があることがわかりました。北海道大学歯学研究院血管生物分子病理学教室、2022.8.30、Press release CPC の SARS-CoV-2 に対する抑制効果を解明~CPC 含有口腔製剤による新型コロナウイルス感染制御に期待~)(Takeda et al., Scientific reports, 12, 14050, 2022)

 

その他にも、インフルエンザウイルスなど様々なウイルスや菌に効果があることが分かっています。(Popkin et al., Pathogens and immunity, 2(2), 253-269)

 

今回の新しい殺菌性義歯は、肺炎以外にも多数の疾患への効果が期待できます。

 

みなさまのご寄付とともに進めたい段階

 

私たちはこれまでの研究で、3%のCPCモンモリロナイトの添加まで、機械的な強度や色調に問題がでないことがわかっています。さらに、殺菌剤の継続的な放出や殺菌剤を再取り込みできることについても確認済みです。

 

しかし、歯科材料として皆様に使っていただくためには、口腔内で使用可能か安全性の試験を行う必要があります。この安全性試験を行うことが高いハードルになっており、これまで多くの歯科材料が製品として上市することをあきらめています。また、安全試験を行わなければ、製品としての承認を得るための臨床試験もできません。

 

今回、クラウドファンディングで集めさせていただいた資金を用いて、医療機器(製品)としての承認獲得に向け、臨床試験を行うための生物学的安全性試験の実施を計画しています。

 

ご寄付の使いみちについて

目標金額:1,600万円

 

内訳:

1. 臨床試験を行うための安全性試験(細胞実験・動物実験)実施の経費:1,219万円

入れ歯は「口腔粘膜に長期間接する医療機器」に分類されるため、安全性試験として必要な細胞毒性試験、感作制試験、亜慢性毒性試験、変異原性試験、染色体異常試験、口腔粘膜刺激性試験を行い、臨床試験に向けた準備を行います。

2. 諸経費(ギフト送付やチラシ印刷など ):37万円

3. クラウドファンディング手数料:344万円

 

研究実施予定期間:
2023年10月〜2025年9月

※本研究に要する期間としては、2~3年を予定しております。

 

動物実験の実施にあたって:
本試験は、研究実施機関の動物実験規程に基づいて実施します。

 

 

 

入れ歯の「リスク」も軽減する未来を目指して

 

安全性が確認できしだい、すみやかに臨床試験・製品化を行い、皆様のもとへ届けることを考えています。

 

 

入れ歯は、歯が抜けてしまっても、食事を楽しめるようにする皆様に大きく貢献する医療機器です。

 

今回開発する殺菌性をもつ入れ歯により、入れ歯が汚れずいつまでもキレイに保持できるようにし、さらには、歯や歯肉などの入れ歯周囲の口腔内組織まで清潔にすることで、「入れ歯が口腔粘膜疾患、肺炎や癌転移のリスクになる」のではなく、「入れ歯が口腔粘膜疾患、肺炎や癌転移のリスクにならない」、そのような未来をめざしたいと考えています。

 

また、これにより入れ歯を管理する本人、ご家族、介護者の負担も減らしたいと考えています。本プロジェクトに共感してくださる皆さまからの、ご寄付と応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

本研究への応援メッセージ

 

阿部泰彦

広島大学病院 口腔インプラント診療科 准教授

 

口の中には多くの細菌や真菌(カビ)が共存しています。体調を崩すと、この共存関係が壊れることで、お口の病気や皆さんご存知の誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

 

特に、入れ歯を使用される高齢者では、入れ歯を衛生的に管理しないと入れ歯が感染の原因となります。そこで、多くの歯科医師たちは、入れ歯から安全に殺菌剤を放出できれば、口の中を衛生的に保ち入れ歯が感染の原因にならなくなるのではと考えていました。

 

この度、入れ歯に配合できる新しい殺菌剤キャリアが開発されたことで、殺菌剤を放出する夢の入れ歯を手に入れることが可能となります。歯科医療の進歩は、国民が健康な歯で生活できることに寄与していますが、やはり高齢社会が進む日本で入れ歯を使用する人口は増えています。皆様のご理解をいただき、このプロジェクトを成功させるため、多くのご支援を賜りますようお願いいたします。
 

 

プロジェクトメンバーより

 

山崎 裕
北海道大学大学院歯学研究院 高齢者歯科学教室 教授

 

入れ歯の適切な管理というのは非常に難しく、新しい入れ歯を作ってもそれをつけたまま寝てしまいますと、ひと月もたたないで入れ歯の内面にカンジダがたくさん付着します。

 

また入れ歯の汚れを徹底的に落とそうとブラシで入れ歯の内面を強く擦ると、入れ歯の表面に反って無数の傷がついてしまいそこに菌が付着してしまいます。また義歯洗浄剤を毎日使用しているから大丈夫だと思っている方も、入れ歯を洗浄剤に漬ける容器を毎日清掃することが必要ですが、洗浄剤は毎日交換しても容器には無関心な方も多いようです。


このように入れ歯の取り扱いには注意が必要なことが多く手間もかかりますので、介護が必要な現場なでは十分な管理が出来ていないのが現状です。今回のプロジェクトにより抗菌性の持続する新しい入れ歯を開発することで、清潔で安心・安全、管理が容易な入れ歯を提供し、ひいては高齢者における誤嚥性肺炎の予防への貢献が期待されます。
 


 

渡邊 裕 
北海道大学院歯学研究院 高齢者歯科学教室 准教授

 

日本の重度要介護高齢者は2000年には95万人でしたが、2019年には、その約3倍の278万人に増加しています(厚生労働省・介護保険事業状況報告)。また、日本の高齢者の死因は、がん、心疾患についで、肺炎が第三位になっています(厚生労働省・人口動態統計)

 

高齢者の肺炎の多くは誤嚥性肺炎で、その原因菌は口腔内の細菌であることも分かっています。口腔のケアは高齢者の肺炎を予防することが分かっていますが、認知症高齢者の急増などによって、口腔のケアだけで肺炎を予防することは難しくなってきています。そこで私たちは義歯に抗菌性を持たせれば、高齢者が義歯を使用している間、口腔内の細菌を減少させることができ、口腔のケアととともに、高齢者の肺炎を予防することができると考えました。

 

世界中の高齢者の義歯に抗菌性を持たすことができれば肺炎を予防するだけでなく、口腔内細菌が関連するすべての病気を予防し、重症化を防ぐことができるかもしれません。今回のプロジェクトはその第一歩に過ぎず、まだまだ長く険しい道のりになると思われますが、必ずや世界の人々に抗菌性の義歯を届けたいと思っております。どうか皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

 


 

横山 敦郎

北海道大学歯学研究院 口腔機能補綴学教室 教授

 

義歯には、食物の残渣に加えて、多くの口腔内微生物(細菌や真菌)、さらにはそれらの産生物などからなるバイオフィルム(義歯の場合はデンチャープラーク)が付着し、粘膜の炎症や痛みを引き起こすだけでなく、デンチャープラークの誤嚥は誤嚥性肺炎の原因にもなります。

 

これを防ぐため、専用のブラシや義歯洗浄剤を使用して義歯を清潔に保つことが重要ですが、義歯の構成要素である樹脂(レジン)は、傷つきやすく、その表面には微細な凹凸や亀裂が生じるため、微生物の増殖の温床になることもあります。

 

このプロジェクトでは、トローチなどに使用されている塩化セチルピリジニウムいう薬剤をレジンに含有させ、薬剤を徐放させるとともに、この薬剤溶液への浸漬により、口腔内微生物の義歯への付着と増殖を阻止し、義歯をキレイな状態に保ち、お口の中をきれいに保つことを目的としています。高齢者の誤嚥性肺炎を減らすため、私たちは一丸となって殺菌力を持つ義歯用レジンの開発に取り組みます。ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。

 

 

ご寄附にあたってのご注意事項

 

・本プロジェクトでは、殺菌性義歯材料の開発(生物学的安全性試験)に対して、ご寄付を活用いたします。必ずしもスケジュール通りに進行でき、想定通りの結果が得られるとは限りません。計画に大幅な変更が生じる場合にも、新着情報などを通じてお知らせしながら、みなさまのご寄付を大切に活用して義歯材料の研究を継続いたします。

 

・ご寄附のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

・寄附金受領書及びギフト等に掲載のお名前は、「ギフトお届け先」にご登録いただいたお名前となります。ご寄附後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所に寄附金領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

 

・本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

 

税制上の優遇措置について

 

北海道大学へのご寄附については、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。寄附金領収書はREADYFOR株式会社を通じて寄附金が北海道大学に入金された日付で発行いたします。


北海道大学への入金は募集終了の翌々月になりますので、税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。
※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。
※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。
 

■ 個人の場合
○所得税の優遇措置(所得税法第78条第2項第2号)
 寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。
 寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です。)

 

○個人住民税(県民税・市町村税)の優遇措置
北海道大学を寄附金控除の対象法人として条例で指定している都道府県・市区町村にお住いの方は、翌年の個人住民税が軽減されます。都道府県・市町村により取扱いが異なりますので、お住まいの都道府県・市町村にお問合せ願います。

 

■法人の場合(法人税法第37条第3項第2号)
寄附金の全額を損金算入することができます。

 

●寄附金領収書の発行について

寄附をされた方には、後日「寄附金領収書」を送付致します。

※寄附金領収書の宛先は、基本的にギフトお届け先にご登録のご住所・お名前となります。

 

確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収証明書が必要となりますので、ご注意ください。

 

2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

 

税制上の優遇措置についてのご質問がある方、またご支援をご希望される方で当サイトによる操作が困難な方は、下記のお問い合わせ先までご連絡下さい。

 

北海道大学社会共創部広報課 卒業生・基金室

Email:kikin*[アットマーク]jimu.hokudai.ac.jp

*[アットマーク]を@に変えてご連絡ください。
TEL:011-706-2028

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
中西 康(北海道大学 歯学研究院 生体材料工学教室)
プロジェクト実施完了日:
2025年9月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

殺菌性義歯の開発、承認を目指しています。クラウドファンディングで集めさせていただいた資金を用いて、医療機器(製品)としての承認獲得に向け、臨床試験を行うための生物学的安全性試験の実施を計画しています。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
本プロジェクトは、研究実施機関の動物実験規程に基づいて実施します。プロジェクト開始とともに倫理審査を申請し、許可を受ける予定です。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/cpc?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

北海道大学大学院歯学研究院 生体材料工学教室 助教 略歴 神奈川県 桐光学園高等学校卒業 北海道大学歯学部卒業  2009年4月~2011年3月 三重大学付属病院口腔外科 研修医 2011年4月~2015年3月 北海道大学大学院歯学研究科博士課程口腔医学専攻(歯科矯正学教室) 2015年4月~2020年9月 北海道大学大学院歯学研究科歯科矯正学教室 専門研究員             北海道大学大学院歯学研究院歯科矯正学教室 専門研究員             北海道大学病院矯正歯科 医員 2020年10月~現在  現職

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/cpc?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

ギフト

3,000+システム利用料


alt

【個人向け】3千円

・お礼状

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

10,000+システム利用料


alt

【個人向け】1万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
59人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

30,000+システム利用料


alt

【個人向け】3万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

30,000+システム利用料


alt

【法人向け】3万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

50,000+システム利用料


alt

【個人向け】5万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

50,000+システム利用料


alt

【法人向け】5万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

100,000+システム利用料


alt

【個人向け】10万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

100,000+システム利用料


alt

【法人向け】10万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

300,000+システム利用料


alt

【個人向け】30万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

300,000+システム利用料


alt

【法人向け】30万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

500,000+システム利用料


alt

【個人向け】50万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

500,000+システム利用料


alt

【法人向け】50万円

・お礼状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

1,000,000+システム利用料


alt

【個人向け】100万円

・お礼状
・感謝状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

1,000,000+システム利用料


alt

【法人向け】100万円

・お礼状
・感謝状
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にお名前掲載(希望者のみ・ニックネーム可)
・オンライン講演会
※「汚れた入れ歯が健康に及ぼす影響と実態、新しい殺菌性義歯の効果」をテーマに、2023年12月ごろに実施予定です。詳細はクラウドファンディング終了後、2023年7月ごろにご案内いたします。

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2023年8月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年7月10日(月)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

プロフィール

北海道大学大学院歯学研究院 生体材料工学教室 助教 略歴 神奈川県 桐光学園高等学校卒業 北海道大学歯学部卒業  2009年4月~2011年3月 三重大学付属病院口腔外科 研修医 2011年4月~2015年3月 北海道大学大学院歯学研究科博士課程口腔医学専攻(歯科矯正学教室) 2015年4月~2020年9月 北海道大学大学院歯学研究科歯科矯正学教室 専門研究員             北海道大学大学院歯学研究院歯科矯正学教室 専門研究員             北海道大学病院矯正歯科 医員 2020年10月~現在  現職

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る