【今回のチャレンジの安全対策について】

こんにちは。

 

皆さんのご支援をいただき本当に感謝いたします。

 

Ready Forを通して支援していただいた方々からのコメントを読ませていただきました。

 

涙が出て止まりません。

 

一文一文が心に刺さり、勇気をいただいたのと同時に張りつめていた気持ちが一気に爆発し皆さんへの感謝の気持ちで涙があふれてきました。

 

まだまだ涙を流すには早いだろ、と自分に突っ込みながらも、コントロールできないでいます。

 

4月20日から集中トレーニングのはじまりです。これからも頑張ります。

 

さて先日

 

「前回のチャレンジの失敗を踏まえて、今回のチャレンジでは成功のためにどのような対策を立てているのか?」

 

という質問をいただきました。

たしかにメインページのほうでそのあたりの説明がなかったことに気づき、ここで説明をさせていただきます。率直なご質問に感謝です。

 

まず、今回の再チャレンジにあたり、

前回の失敗を繰り返さぬように、考えられる限りの対策・準備を立てました。

 

 

● 前回の事故の原因と、今回のチャレンジでの大きな改善点


前回のチャレンジの失敗原因は、マッコウクジラとの衝突でした。

準備、気候を考慮した日程取りなど、スポンサーの方々の支えもあって万全の体制でしたが、残念ながらクジラとの衝突によってヨットの底が壊れ、船が沈むこととなってしまいました。

 

 

クジラとの衝突を避けることは、現在のマリーンシステム上むずかしく、今回のチャレンジでも前回のようにクジラとぶつかる可能性は絶対にない、とは残念ながら言えません。

 

しかし出来うるかぎりの準備を万全に整えること、そして適切なトレーニングをしっかりと積むことで、最悪の事態にも対処できるようにして出港します。

 

まず、今回のチャレンジの一番大きな改善点は、ヨットの大きさが前回チャレンジで使用したヨットの1.5倍のサイズ、40ftのヨットとなりました。

このサイズのヨットは非常に安定しているため、航海の安全性も格段に上がります。

*小さなヨットと比べて、同じ重さの燃料や水を積み込んだ時、大きなヨットのほうが水への沈み込み方が少なくて済みます。

 

 

 

もうひとつ前回と違う点は、衛星システムが進み、

ヨットの位置を30分に一度、自動的に地上に送信してくれるポジショニングシステムを搭載できるということです。

これは船用電子機器などで歴史と信頼のある企業、FURUNO 古野電気さんからのご協賛をいただき、このGPSプロッタというシステムを設置して航海をします。

皆さんにもインターネットを通して私たちの位置が分かりますので、気持ちを一緒に太平洋横断ができます。

 

 

また、トレーニングでは緊急時の対策 (主に、海の上で何かにぶつかって、ヨットが急に沈む始めた時の対策)として、それぞれが役割分担をした通りに素早く動けるようなシミュレーション訓練を、しっかりと進めていきます。

 

例えば、緊急用持ち出し袋を準備する、衛星電話、VHF無線機、GPS、連絡先を書いたものを所持する、ライフラフトに実際に素早く確実に乗り移る訓練をする、などです。

 

前回のチャレンジの際、Safety at the Sea という緊急時訓練のセミナーを受講して、実際に事故の時に非常に役に立ったので、今回も来年2月までに2日間のセミナーを受ける予定です。

 

 

そしてパートナーのダグは、この一年間に集中的にセーリングスクールに通っています。

外洋にも数多く出ることで、経験を積み、着実に技術を伸ばしています。

また、今年の夏以降は2人でオーバーナイト・トレーニングを行います。

悪天候時の対象の仕方や、緊急時での役割分担などをひとつひとつ確認しながら、繰り返し一緒に練習します。

 

またクジラとぶつかる可能性はぜったいにない、とは言いきれません。

ですが、現在のテクノロジーで出来うる範囲のベストを尽くし、万全の備えを整えます。

 

こうした点も踏まえて、暖かく見守っていただければ幸いです。

 

 

前回同様、考えられる安全対策は100%やってこのチャレンジに臨みます。

 

以下の動画は、先週末の集中トレーニングで撮っていただいたものです。

ブラインドセーリングを見たことがない方は、是非見てみてください。

実際どうやってブラインドセーリングをしているのか、様子がわかります。

 

 

 継続してReady Forを通してのご支援を、よろしくお願いします。

 

*次回は、「Dream Weaver号がなぜ安全なのか」についてブログをアップ予定です。

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