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世界的方法論のセオリー・オブ・チェンジを日本に導入したい!
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支援総額

915,000

目標金額 2,000,000円

支援者
99人
募集終了日
2016年12月28日

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2016年12月04日 01:01

【残り24日】 ToC入門 (8) - そもそも社会課題の定義とは -

皆様

 

こんにちは。一般社団法人セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン(ToCJ、設立準備中)代表の田辺(自己紹介はこちらをお願いします)です。

 

昨日(12/3)の朝、私が一緒に住みます老父が39度の高熱と判明しました。すぐ地元の診療所にかかる手配をし、午後の都内での仕事を終えて、夜帰宅し、夕食やお風呂の準備をしました。本人は咳き込んで、かなりしんどそうですが、作った食事を幸い食べてくれるので、ほっとしました。

 

ようやくひと段落し、0時を回りましたが、今回の新着情報を投稿したく思います。

 

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (1) - ToCとは何か? - (2016.11.19)

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (2) - ToCの代表事例 - (2016.11.20)

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (3) - 世界を変えるTFA - (2016.11.21)

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (4) - 出所者復帰支援 - (2016.11.22)

ToC入門 (5) - B Lab - & 新着情報の連日更新を当面中止します (2016.11.23)

【残り30日】 ToC入門 (6) - ロジックモデルとの違いとは - (2016.11.28)

【残り29日】 ToC入門 (7) - ToC批判とは - (2016.11.29)

【残り28日】川端、復帰致します!&"オンライン対話会"の予告 (2016.11.30)

【残り26日】 1月来日日程(第一報) & ToCJのFBページ開設 (2016.12.2)

【残り25日】セオリー・オブ・チェンジについて対話する会!(2016.12.3)

【残り24日】問いを立て、システミック・プロブレムを定義する(2016.12.4)

【残り24日】 12/8(木) 朝6:00 ToCウェビナー開催のお知らせ (2016.12.4)

【残り23日】 休眠口座活用法の成立とセオリー・オブ・チェンジ (2016.12.5)

【残り22日】社会的インパクト評価イニシアチブ、パブコメ募集中 (2016.12.6)

【残り21日】セオリー・オブ・チェンジと稼ぐ力 (2016.12.7)

【残り19日】アメリカから1月来日の延期の相談が入りました (2016.12.9)

【残り18日】一般社団法人を立ち上げるきっかけにつきまして(2016.12.10)

【残り17日】外資NPOを立ち上げる上での課題とは (2016.12.11)

【残り16日】 12/14(水) 深夜24時 ToCウェビナー開催のお知らせ (2016.12.12)

【残り15日】社会事業の攻めと守りを整え、燃え尽きを防ぐToC (2016.12.13)

【残り14日】全開でいきます。引換券をフルモデルチェンジ!!!(2016.12.14)

【残り14日】現場と社会インパクト評価の間の、埋まらない溝 (2016.12.14)

【残り12日】「ToCって、難しそう〜 わかりやすい映像を」(2016.12.16)

【残り11日】コレクティブ・インパクトの成功事例の中軸にToC (2016.12.17)

【残り10日】国連や世界銀行等、国際協力機関でのToC活用事例 (2016.12.18)

【残り8日】本プロジェクトの5分間ショートムービーが完成! (2016.12.20)

 

今回は、ToCに限らず、「そもそもなぜ事業をするのか? 経営の考え方を定めたり、事業を評価するのは、何を目的としているのか?」について、ご一緒に考えたく思います。

 

まず、営利事業であれ、非営利事業であれ、なぜ事業は存在するのでしょうか? 

 

究極的には、すべての事業は社会課題の解決を目指すためと考えられます。

 

ただ、社会課題と言っても、人によって頭に浮かぶイメージはまちまちです。

 

何をもって社会課題なのでしょうか? 社会課題の定義は何か?

 

例えば、ある人は子どもへ安全な食事を提供すべきと考えたり、またある人は町なかの道路標識をもっと外国人にも親しまれるものにすべきと考える人もいらっしゃるでしょう。時代によっても社会課題は変わってくるでしょう。ただ、つい「何でもあり」となって、「これは社会課題と聞いても、納得感が薄い」というものまで、ごちゃまぜになりがちです。

 

場合によっては、単なる営利事業なのに、社会貢献ブランドを得たいがため、いわばピザのトッピングのように営利事業に社会貢献の要素を乗せて、体裁だけ整えて、ソーシャルな取り組みをするということも見られます。

 

どう考えたら、いいのでしょうか? 

 

少なくとも、「システミック・プロブレム(社会の仕組みの不備)が定義されているならば、社会課題である」と考えられます。

 

例えば、ティーチ・フォー・アメリカ(TFA)は教育格差(Education Gap)をシステミック・プロブレムと捉えています(TFAの該当HP)。なおTFAのセオリー・オブ・チェンジの解説はこちらをお願いします。

 

 

国内事例でみると、元受刑者の社会復帰支援事業である「新宿駆け込み餃子」の創業者の玄秀盛さんのインタビューにおいて、下記はまさにシステミック・プロブレムの提起と思います。

 

"それやったらあかんやないかと思っとった。俺は被害者を救うことが使命やのに、加害者を減らさんと被害者が増えるばっかりやんか。なんとかできへんかと思い始めたわけや。"

 

「現状の社会システムにおける、制度の狭間に落ちていき、困っている人々がいる。行政も民間もすぐに手を出せない。」は、システミック・プロブレムの一つの表れと考えられます。

 

システミック・プロブレムなき社会起業は、共感の広がりに欠き、「創業者の単なる趣味」と誤解されがちではあります。

 

では、どうしたら、システミック・プロブレムを見つけ出せるのでしょうか? 

 

もちろん、現場主義で、社会で困っている人々や、問題とされる現場に率先して出かけて行き、重い現実に目をそらさずに向き合うことや、寄り添うことも、システミック・プロブレムを見出す契機の一つになると考えられます。

 

ただ、「現場主義一本やり」では、つい目前の現象ばかりに目を奪われ、短期的な視野に陥ってしまいます。

 

長期的な視野も、システミック・プロブレムを見出していくのに不可欠と考えられます。

 

例えば、法律の知識をつけて、「どこに制度の落とし穴があるのか」に精通する。マクロな視点を養う。地元経済ばかりを見るのではなく、全国や国際的な観点で経済を考えるのも、大きく考えて(think big)、システミック・プロブレムを見出すことにつながるでしょう。

 

一方、冷静に考えると、地球の歴史は46億年あり、その長さに比較すれば、私たち人間、そして企業や団体の寿命も、大変短命なものです。地球の重力は大変大きく、すべてのものは地球という「大きなもの」に吸い寄せられています。

 

そこで、「問いを立てる」とは何でしょう?

 

問いを立てるとは、私たち人間という小さな存在が、いわば「大きなもの」との関係性を模索する営みと考えられます。「大きなもの」とは、人類の存在や歴史を超越するものです。真理とも言われています。例えば津波を起こした自然であり、例えば学問であり、例えば音楽です。

 

指揮者の小沢征爾は、小学生への音楽指導でめきめき子どもたちが成長するのを、「音楽の力だ」と述べています。

 

問いなき事業は、手段が目的化してしまいます。

 

セオリー・オブ・チェンジであれ、他の経営手法であれ、本来的には、問いがあって、システミック・プロブレムが見出されるものと考えられます。そして、見出されたシステミック・プロブレムを、事業によって、どう解決する(システミック・チェンジを実現する)のかが説かれるべきと考えられます。

 

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (1) - ToCとは何か? - (2016.11.19)

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (2) - ToCの代表事例 - (2016.11.20)

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (3) - 世界を変えるTFA - (2016.11.21)

セオリー・オブ・チェンジ(ToC)入門 (4) - 出所者復帰支援 - (2016.11.22)

ToC入門 (5) - B Lab - & 新着情報の連日更新を当面中止します (2016.11.23)

【残り30日】 ToC入門 (6) - ロジックモデルとの違いとは - (2016.11.28)

【残り29日】 ToC入門 (7) - ToC批判とは - (2016.11.29)

【残り28日】川端、復帰致します!&"オンライン対話会"の予告 (2016.11.30)

【残り26日】 1月来日日程(第一報) & ToCJのFBページ開設 (2016.12.2)

【残り25日】セオリー・オブ・チェンジについて対話する会!(2016.12.3)

【残り24日】問いを立て、システミック・プロブレムを定義する(2016.12.4)

【残り24日】 12/8(木) 朝6:00 ToCウェビナー開催のお知らせ (2016.12.4)

【残り23日】 休眠口座活用法の成立とセオリー・オブ・チェンジ (2016.12.5)

【残り22日】社会的インパクト評価イニシアチブ、パブコメ募集中 (2016.12.6)

【残り21日】セオリー・オブ・チェンジと稼ぐ力 (2016.12.7)

【残り19日】アメリカから1月来日の延期の相談が入りました (2016.12.9)

【残り18日】一般社団法人を立ち上げるきっかけにつきまして(2016.12.10)

【残り17日】外資NPOを立ち上げる上での課題とは (2016.12.11)

【残り16日】 12/14(水) 深夜24時 ToCウェビナー開催のお知らせ (2016.12.12)

【残り15日】社会事業の攻めと守りを整え、燃え尽きを防ぐToC (2016.12.13)

【残り14日】全開でいきます。引換券をフルモデルチェンジ!!!(2016.12.14)

【残り14日】現場と社会インパクト評価の間の、埋まらない溝 (2016.12.14)

【残り12日】「ToCって、難しそう〜 わかりやすい映像を」(2016.12.16)

【残り11日】コレクティブ・インパクトの成功事例の中軸にToC (2016.12.17)

【残り10日】国連や世界銀行等、国際協力機関でのToC活用事例 (2016.12.18)

【残り8日】本プロジェクトの5分間ショートムービーが完成! (2016.12.20)

 

さて、昨日川端さんからの投稿にありましたように、セオリー・オブ・チェンジについて対話する会を開催いたします。セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン(ToCJ)の事業計画や、日本におけるToCの可能性等、日本社会の未来に目を向けた対話を、ご一緒できればと思います。ぜひご参加をよろしくお願いいたします。

リターン

3,000


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【日本にToCコミュニティを創ろう!】

■心を込めた御礼状
■作成予定のWEBサイトへのスペシャルサンクス掲載(ご希望の方のみ)
■今回の志ある支援者の方々が相互につながれる「ToCJファンコミュニティFBグループ(members only)」への参加権

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年2月

10,000


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【ToCの独習をガッツリ始めたい方に!】

■心を込めた御礼状
■作成予定のWEBサイトへのスペシャルサンクス掲載(ご希望の方のみ)
■今回の志ある支援者の方々が相互につながれる「ToCJファンコミュニティFBグループ(members only)」への参加権
------------------------------------------------------------------------------------------------
■米国研究機関Center for Theory of Changeが作成したセオリー・オブ・チェンジの解説資料「Theory of Change : A participatory Approach to Planning and Evaluation(セオリー・オブ・チェンジ:戦略策定と評価への参加型アプローチ)」の和訳版+日本語訳に向けたメッセージ
■米国研究機関Center for Theory of Change公認で、2016年10月22日に実施したセオリー・オブ・チェンジについての講座「ゲームチェンジャー・スクール第4回:セオリー・オブ・チェンジ(ToC)とは何か?どう作成し、どう事業を組織化するか?」の様子をまとめた映像並びに関連教材
■米国人専門家訪日レポート
(E-mailにてデータでお届けします。)
■春以降のToCJイベント優先ご招待
■作成予定のWEBサイトへのスペシャルサンクス掲載(ご希望の方のみ)

申込数
61
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年2月

3,000


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【日本にToCコミュニティを創ろう!】

■心を込めた御礼状
■作成予定のWEBサイトへのスペシャルサンクス掲載(ご希望の方のみ)
■今回の志ある支援者の方々が相互につながれる「ToCJファンコミュニティFBグループ(members only)」への参加権

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年2月

10,000


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【ToCの独習をガッツリ始めたい方に!】

■心を込めた御礼状
■作成予定のWEBサイトへのスペシャルサンクス掲載(ご希望の方のみ)
■今回の志ある支援者の方々が相互につながれる「ToCJファンコミュニティFBグループ(members only)」への参加権
------------------------------------------------------------------------------------------------
■米国研究機関Center for Theory of Changeが作成したセオリー・オブ・チェンジの解説資料「Theory of Change : A participatory Approach to Planning and Evaluation(セオリー・オブ・チェンジ:戦略策定と評価への参加型アプローチ)」の和訳版+日本語訳に向けたメッセージ
■米国研究機関Center for Theory of Change公認で、2016年10月22日に実施したセオリー・オブ・チェンジについての講座「ゲームチェンジャー・スクール第4回:セオリー・オブ・チェンジ(ToC)とは何か?どう作成し、どう事業を組織化するか?」の様子をまとめた映像並びに関連教材
■米国人専門家訪日レポート
(E-mailにてデータでお届けします。)
■春以降のToCJイベント優先ご招待
■作成予定のWEBサイトへのスペシャルサンクス掲載(ご希望の方のみ)

申込数
61
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年2月
1 ~ 1/ 14


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