(本日23時迄、残り86万円)絵画だから未来へ伝えられるもの

当プロジェクト終了まであと10時間、本日23時までとなりました。
この時点で99万8千円と、あと1名で100万円まで達しますが成立は余程の大口がない限りは厳しい状況です。

 

この震災画集プロジェクトには震災直後のランニング1km=10円募金運動から3年半活動してきた、そして師匠の門を叩き画家を志し描き続けてきた13年の思いが詰まっています。

 

そして目指したのは50年、100年後に伝えることができる資料として実現しなければいけない!
その気持ちはプロジェクトの有無にかかわらずまったく変わることはありません。

 

この READYFORで当画集プロジェクトの支援をお願いするのはこれで最後となるでしょう。
皆さまのご支援よろしくおねがいします。

 


自分で言うのも癪ですが、私の絵の最大の欠点は「迫力」がない、「力強さが」ないということでした。


上手くて奇麗な飾るには最適な絵は描けるのですが、絵として整い過ぎてしまったおとない絵しか描けなかったのです。

 

しかし東日本大震災を描き始めたことによってこの欠点が消えました。

もちろんはじめはものすごく葛藤し、その理由が何なのかもわかりませんでした。
理由がわかるようになったのは最近のことなのです。

 

作品No.6:頂上の崩壊 津波で倒れた国内2番目の高さのの巨大防潮堤。その傍らにわずかにツツジが咲く

No.6 頂上の崩壊

平成23年6月22日(月)岩手県釜石市唐丹町

津波で倒れた国内2番目の高さのの巨大防潮堤の傍らにツツジが咲く)


「喜怒哀楽」
これが私には欠けていたのです。

 

絵を描くこととは、喜びや楽しさを美を通じて人へ伝えること…以前はそう考えていました。
つまり喜怒哀楽の「喜」と「楽」の要素のみで私は絵を描いていて「怒」と「哀」の要素がなかったのです。

No.80 レベル7~赤い浜~

平成26年3月22日(土)福島県双葉郡浪江町中浜

請戸海水浴場、中浜排水機場跡、背後の福島第一原子力発電所まで約3kmで煙突と発電所で稼働するクレーンの動きが見える。


「怒」。
これは自分がこの活動をはじめるきっかけのひとつで、先日開催した絵画展会場に常設展示されている丸木位里・俊「原爆の図」が、この感情をもっとも顕著な絵だと思います。
震災を描く…いや、福島第一原子力発電所をテーマに描く方々は主にこの感情だと思います。

 

No.1 錆びた信号

平成23年5月3日(祝)福島県いわき市小名浜

哀しみに覆われた景色。このとき描くことへ感じた葛藤は生涯忘れることはない。


「哀」。
これは絵画でももっとも難しい感情です。
震災直後、ほぼすべての人たちがこの感情に教われたのではないでしょうか。
被災地の人たちのことを思うと何事も手につかない、哀しくなってくる。

 

しかしやっとわかったのです。
私には「哀」がたりなかったのだと。
「哀」と真正面から向き合って、はじめて「会」が生まれ「愛」へと変わっていくのだ。

 

そして「愛」が生まれたとき、「喜」は「希」望へとかわっていくのだ。
だから私の震災の絵に共通したテーマは「希望」である。
今までもずっとそうでしたし、これからもずっとこのことにかわりはありません。

作品No.7 いのちの木:壊滅した町の中心にたった一本のポプラだけが残っていた。

No.7 いのちの木

平成23年6月23日(火)岩手県大船渡市越喜来

壊滅した港町にたった一本だけ残ったポプラをみたとき、被災地にはじめて力強い命と希望を感じた。



最後に「喜怒哀楽」という人の心を表す言葉に、あえて「希処愛楽」と当てて締めさせていただきます。

『喜怒哀楽』という現在形一人称の言葉から、『愛と楽しみのある希望の場所へ』そう東日本大震災の被災地がなっていく未来を信じて。

 

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