トロンピアンプレイ小学校の子どもたち

 

 

『カンボジアに小学校を建てる』

そう考えた時にメッセージリレーでも多く見られた声が、

『子どもたちの笑顔が見たい!!!』

 

実際今建設作業を手伝っていても、子どもたちは私たちが抱いていた期待やわくわくよりも遥かに大きな喜びや幸せを与えてくれるんです。

 

 

バンで学校につくと、待ってました!と言わんばかりの笑顔で迎えてくれ、
遠いところからでも見つけて大声で名前を呼んでくれる。
「ペイレイ( おかま )!!」と揶揄してきたり、かと思うと体当たりしてきて苦しいほどぎゅーっと抱きついてきたり。


メンバー全員子どもたちの可愛さにやられています。(笑)

 

 

そして、学校建設で、作業をしているときは自然に手伝ってくれて一緒に学校を作ります。
レンガ運び、瓦礫の撤去、土の移動、壁のペンキ塗り。
みんなで一列になって運んでいます。

 


そんな中、先日通訳さんを雇って、子どもたちと話す機会を設けました。

 

将来の夢は何?と聞くと、医者、洋服屋、警察、そして中でも多かったのは学校の先生。
好きな教科は?という質問には、風船というお茶目な答えも(笑)


日本語を勉強したい、日本に行って雪を見てみたいという子もいました。

 

カンボジアでは外国語教育は中学生からなので子どもたちとの意思疎通はいつも表情と雰囲気です。

 

その中で印象に残った話。

 

トロンピアンプレイ小学校、子どもたちの笑顔はキラキラまぶしく、いつも元気に駆け寄って来てくれるのですが、ここは発展途上国カンボジアの農村部、キラキラ輝く笑顔の印象が強く、いつも愛くるしい子どもたちを前に見逃してしまいそうになりますが、実情は少しシビアな面もあります。

 

 

話を聞いたメンバーの中に重くのしかかった一人の女の子の話。

 

彼女はPumpitが8月に訪れ始めた初期からずっと遊んでくれるのですが、あまり笑わず周りの子どもと群れず、ひとりでいることが多いです。

 

土やレンガ運びなど学校建設の手伝いは嫌がるのですが、今日学校の壁に楽しそうに絵をかいてくれていました。

 

 

そんな彼女、実はこの学校の生徒ではないのです。

 

隣の小学校の子どもなのかと聞かれたら、それも違います。

 

学校に通っていないんです。

 

 

あまり自分のことを話したがらない彼女ですが、近くの家に住む女の子が代わりに答えてくれました。

 

彼女は10人兄弟(姉妹)の末っ子で、今は母親と一人の兄(姉)と暮らしています。
父親は、お酒におぼれて1年前に亡くなってしまったそうです。
(なぜお酒におぼれてしまったのかは聞くことができませんでした)


母親は仕事がなく、自立した8人の兄弟からも仕送りなどはもらっておらず、日々の食料は周辺の家の人にもらっているそうです。

 

彼女の近所の子どもから聞いたのであくまでも推測に過ぎませんが、そんな子どもも実際にいるのだという事実を突きつけられるエピソードでした。

 


近くの村の村長さんにもお話を伺うことができ、

彼によると村の人々は農業か牛の飼育(カンボジアでは牛は大きな財産になります)で生計を立てているそうです。

 

なので、小学校を卒業して、家の仕事を手伝う子どももいます。


わたしが話を聞いた子にも、7人兄弟の長男で去年小学校を卒業し、家の農業の手伝いをしている子もいました。
将来の夢はわからないといっていました。

 

 

 

メンバーひとり一人がどう感じたのかここで伝えきることはできませんが、
『支援』について、一人一人が自分なりにでも納得する形で結論を出そうと、

そしてPumpitとして活動してきた1年3ヶ月を締めくくろうと、カンボジアでも日々考え、動いています。

 


Pumpit 3rd 岡本美穂
 

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