戦車探しの旅・ポナペ島との交渉の軌跡⑤

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本日は土曜日ということで、戦車のお話からちょっと離れて、ポナペ島の魅力についてお話させていただきたいと思います。

 

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スキューバダイビングショップ「クラブパレオ」のＡ氏の手引きで、ガイドのＫ氏をご紹介頂き、ポナペ島を堪能させていただいたわけですが、目的が「戦車探し！」でしたので、一般的な観光コースは全く辿っておりません（笑）。

 

さらに言えば、Ａ氏には申し訳ないのですが、自分も妻も海が苦手・・・潮風のねっとりした感じが苦手ということもあり、一般的な南の島での観光の主役、マリンスポーツは一切登場致しませんので悪しからず。

 

 

とはいえ、だからこそ見えてくると思われる、南の離島の魅力をいくつかご紹介したいと思います。

 

まずは空港到着後に目に入る特徴的な形状岩山「ソケースマウンテン」です。標高280mの岩山ですが、歩いて上ることができるそうです。

 

頂上手前にはポンペイ語で「大きな丘の上」を意味する「ポーントラップ」とう台地があり、旧日本軍の高射砲陣地が残っているとのことで、気になりつつも……急な斜面を一時間以上歩いて……と聞いて決心は鈍ります。

 

島時間をノンビリ過ごすうちに、次回来た時に行ってみよう！そうしよう！それよりも、ちょっと一休みしてビール！という感じです。

 

 

やっぱり南の島ではバドワイザーが美味しいですね。ちっとも観光してません……ゴメンナイ。

 

ガイドのＫ氏のポナペ島うんちくを拝聴しながら、海の向こうの雲の下はスコールなんですよ。という一言に感激。

 

 

「あの雲こっちに来そうですね」

 

30分後……「残念、山の向こうに行っちゃいました」

 

「あっちの雲が来そうですね」「待ちましょう」

 

なんて感じで、眺望のよいこのカフェで午後一杯、空模様を眺めて、ぼ～っとして居りました。スコールが直撃したときには突風により雨は吹き込むし、大変だったですが、何故かとても楽しく一番印象に残った場所です。

 

 

現在は世界遺産に登録された「ナンマドール遺跡」への行き方、ガイドさんお勧めの「ケプロイの滝」など話を聞いているだけで、だらだらと夜になり……そのまま夕食です。動いてなくても腹は減るのです！

 

 

とりあえずビールに合いそうなステーキを注文。アメリカンサイズで、調理方法もアメリカン！とても美味しいお肉を頂きながらポナペ島の夜は更けて行きます。

 

……そうです。携帯電話は圏外で、時間の経過を忘れられる絶海の南の離島バカンスなのです。

 

予定を立てて、時間に追われるなんて日常からおさらばして、欲望の赴くままにノンビリ行動しよう！そうしよう！

 

と、海には入らなくても、ポナペ島のノンビリした空気に思い切りダイビングしてフワフワ漂うのも楽しいというお話でした（つづく）

 

 

 

《戦車探しの旅・ポナペ島との交渉の軌跡　記事一覧》

 

第①回

第②回

第③回

第④回

第⑤回（本記事）

第⑥回

第⑦回

後日談

2回目訪問時のお話