メッセージリレー第3弾 「戦争と平和に触れて」宮内明乃

初めまして。今次沖縄派遣に参加させていただく宮内と申します。

私は去年の2月、沖縄で初めて遺骨収容活動に参加いたしました。沖縄といえば、華やかな観光地と戦場の名残が混ざり合っているイメージでした。活動地の左手には民家が立ち並び、右手には弾痕の残る洞窟。実際に活動すると、この2つの風景は混ざり合うことなく、別の時代に存在しているようでした。平和な今から切り離されて、まるでそこだけ時が止まっているようなのです。しかしながら、収容したご遺骨のほとんどは脆く崩れてしまっており、現実には70年以上の時が流れていることを感じ衝撃を受けました。ご遺骨だけでなく、地中から出てくるひしゃげた遺留品はその持ち主を想像させます。私たちと同じように未来があった人々の命がこの地で散っていったことを目の当たりにしました。

ご遺骨や遺留品を自らの手でお迎えすることは、平和の尊さを強く実感するきっかけとなります。あの時代に生まれた故に戦争で命を落とした人々に対して平和な世に生まれた私たちが出来ることは、戦争を学び、心の底から平和を願い、未来を創ることであると考えています。この思いを胸に沖縄での活動に尽力して参ります。