5年分の愛。

はじまれば
終わる。

 

 

なにかひとつを、目指して進んでいくと
たどり着き、そこでひとつ、終わります。

 

 

トモプロの第4回本公演
無事に終了いたしました。
ほんとうに、ありがとうございました!!

 

 

観に来てくださった方々から、
たくさんの感動のお声をいただきました。

涙が出た、と言っていただけました。

 

悲しい物語ではありませんでした。
むしろ、笑どころもたくさんあり、
ダンスも歌も派手で、
バラードなんて2曲あったかどうかくらい。

 

 

 

けれど、心を揺さぶる音楽やダンスというのは、
バラードだけではないのです。

その声、その姿、その熱量こそが
人に感動を与えます。

 

5年分の蓄積された熱量が、
舞台から放出されたようでした。

 

 

トモプロの舞台は、
歌が軸で、
そこにダンスがつき、芝居で繋いでいきます。

トモプロで生まれる歌は、舞台のための歌ではなく、
南相馬と杉並を行き来しながら、
震災後に生まれた繋がりを、太く、強くしていこうとする
子供達や親達、スタッフ達の物語から、
リアルな物語の中から、生まれます。

 

だからこそ、子供達は、感情移入させ、
「自分たちの歌だ」という想いで歌い、踊ります。

 

そこに生まれる熱量。
その熱量が、大人を動かし、大人に勇気と愛を与えます。

子供達の夢こそが、大人を動かす熱量に変わる。

 

 

 

そこで、私の作っているものは、
夢の素。

子供達の夢の素となる「うた」を作って
トモプロの軸を伸ばし続けている作業です。

 

「このうたを、みんなで歌いたい。」

震災後に南相馬で作った「みんなのうた」から、

何ひとつ変わらない同じモチベーション。

 

 

 

子供達を歌わせたい、、、なんて思って作っていません。
どのうたも、全部、私が歌ううたです(笑
私が歌いたい歌(笑
つまり、子供用になんて、作ってないのです。

 

私の体を通じて生まれてくる、
子供のような気持ちを、そのままメロディーと歌詞に変えます。

 

 

福島の大自然が、
福島の温かな人々が
東京の洗練された街並みが
杉並の底抜けに明るい人々が

私の体を通り抜けて、うたに変わります。

それを、子供達と一緒に歌う。
そんな単純な活動を、5年間、続けてきました。

 

 

 

この活動は、
単純であるからこそ、
たくさんの人々が集まりやすかったのでしょう。
単純であるからこそ、様々な要素が見え隠れするのでしょう。

 

そのどの要素に対しても、わたしは、
身をゆだねます。
どの要素に対しても、自然に対応していきます。

嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも、楽しいことも。
全てが、あの舞台の上で昇華され、
歌声に変わり、緊張感のある感動に変わる。

 

 

舞台は、ひとつの、デトックスです。

 

吐き出し、生み出し、終わる。

 

5年分の、トモプロの愛を、あの舞台で
文字通り、全員が発散させました。

 

 

 

 

キャストはもちろん、
小高から連れてきた龍、
福島や南相馬、杉並の男達で構成された龍の担ぎ手、
東京の俳優、杉組のスタッフ、父親で構成された侵略者、
なっぽの音楽を一番理解してくれるミュージシャン達、
福島からいつも助けに来てくれる照明、音響、舞台の方々、
お金と時間を割いて、期待を抱えてきてくれたお客様、
離れた場所にいながら、本プロジェクトを支援してくださった方々、

公演にお手伝いに来てくださった、たくさんのボランティアの方々。

 

そして、なによりも、
今プロジェクトを支え、いえ、進め、引っ張り、押し、
前に前にと進めてきてくれた
素晴らしいスタッフのみんなと、
愛に満ちた杉組、南組の父兄の皆さん。

 

 

わたしはその真ん中で、うたを作り、子供達と歌ってるだけ。

 

みなさんに、たくさんの借りをまた、作ってしまいました(笑

この借りは、返さなくちゃですね。

 

 

いつもいつも、思います。

「この公演終わったら、もうトモプロやめる」って。

 

それくらい、死ぬ気でやってます(笑
公演終わったら、ぶっ倒れて、意識不明になって、
動けなくなってもいい、と思いながら。

 

でもね、不思議とね、ぶっ倒れないんですよね。

意識もしっかりあってね。

 

この、もらった借りは、返さなくちゃなって、思うのです。

 

もっと、たくさんの笑顔を作りたいな、と思うのです。

 

 

まだまだ、未熟なわたしは、
たくさん学んでいかなくちゃいけません。
なにが良いとか悪いとか、言えるほどの人間でもない。

ただひたすらに、南相馬と杉並を行き来して
たくさんの子供たち、ママたち、パパたちを繋いで、
たくさんの歌をまた産んで、
歌い、踊り続けるだけなんだろうな、って
今日、高円寺のコーヒー屋さんで、思っています。

 

 

トモプロ卒業生(第1期生)のエリノちゃんが
公演後にメールをくれました

 

「なっぽ、この公演見れなかった人は、残念だったね。
それくらい、すっごい舞台だった!」

 

この言葉、嬉しいです。

 

 

舞台は、その熱量を、感じる場所。
5年分の大きな愛が、あの日、セシオンを大きく取り囲み、
小高の龍の背に乗って、空に昇った気がしました。

 

龍の背中にたくさん描かれた、ひとつひとつの
小さなWISH は、
きっと5月の空の上で、
南相馬も杉並も、福島も、、、
その日生きてる人々を照らしているはずです。

 

 

 

わたしの小さな小さな願いも、
いつか、叶うといいなあ。

 

 

 

最後に、この舞台の中で一番大好きだったセリフを、、、、

 

「だって、わたしを拾ってくれたじゃない」by ウィッシュ

 

そう。
いつか、ほんとに心の優しい人が
わたしを拾ってくれる日を、夢に見ています。。。。(笑

 

 

ほんとうに、ありがとうございました!
そして、皆様、お疲れさまでした!!!

 

nappo

 

 

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