森館長が西高木家現当主のご祖母様のもとへご挨拶に伺いました

 

 

 先日、クラウドファンディングのご報告とご協力へのお礼を伝えるため、当図書館の森館長とWGメンバーが、西高木家現当主のご祖母様のお宅を訪問しました。

 

 

 江戸時代から上石津の地に館を構えた旗本西高木家。その家督は明治以降も継承され、現在は、第17代当主の貞徳様が継いでいらっしゃいます。今回訪問した上石津には、そのご祖母様(第15代当主の奥様)が暮らしていらっしゃいます。この日はあいにくの天気でしたが、霧のかかった上石津の風景は、風情があって美しかったです。


雨の上石津の風景

 

 

 

 

 これまで高木様には、お手紙やお電話でWGメンバーから当プロジェクトについてご報告を差し上げていましたが、今回は森館長が上石津町を訪問し、高木家の皆様が当プロジェクトに深く共感くださり、ご支援をいただいたことに対して、心からのお礼を申し上げました。また、多くの人々の支えのおかげでプロジェクトが無事に成功したことも、あわせて報告しました。

 

久子様と森館長

第17代当主のご祖母様 久子様(左)と森館長(右)

 

 

 

 

 訪問の際、高木家に伝わる貴重な品々を見せていただくことができました。

 

 まずは、幕末から明治を生きた第12代当主 高木貞広46歳の時の写真です。文久4年(1864)5月に江戸で撮影されたという、珍しいガラス板の写真。岐阜県人としては最も早い時期の写真と考えられているそうです。

 

 もう1点は、高木家が徳川家康の時代に賜ったとされる鹿幕(陣幕)。屋内で広げるには大きすぎる立派な幕で、実物とほぼ同じサイズの何匹ものシカが、生き生きと描かれていました。

 

鹿のイメージ


 旗本高木家の歴史の厚みを感じさせる品々に、圧倒されました。高木様、大変貴重なものを見せていただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 高木様のお宅を出たところで、シカに出会いました。まるでついさっき高木様に見せていただいた陣幕のシカが、ひょっこり飛び出してきたかのよう!「おや、見慣れない人間だな」と、こちらをじっと見ています。
 

鹿がひょっこり

 

 

 さて、森館長は、初めての上石津訪問です。旗本高木家陣屋跡の見学もしました。
 西高木家陣屋跡長屋門の前で記念撮影。

 

西高木家陣屋跡長屋門と森館長

 

 

 

 

 次に、東高木家陣屋跡の土蔵を見学しました。

 

東高木家陣屋跡土蔵と森館長

 

 見づらいですが、土蔵の前の石碑に「伊勢街道」と書かれています。東高木家陣屋跡は旧伊勢街道に西面した場所にあります。伊勢街道は、古くから多くの人の往来がありました。

 

 伊勢街道といえば、関ヶ原の合戦の際、西軍の島津勢が敵陣を突破して薩摩へ退却する際に通った道として知られています。森館長が立っている場所を、島津軍が命からがら駆け抜けていったのかもしれません。上石津には、その際に犠牲になった島津豊久公のお墓もあります。関ヶ原の合戦、そして高木家が陣屋を構えた頃の上石津の姿に、思いをはせる一行なのでした。

 

 

 

 

 高木様に直接お会いすることができ、旗本高木家の歴史を身をもって感じることができた上石津滞在でした。当プロジェクトへのご支援をもとに、文書の保存・整理・公開事業を進めてまいりますので、高木様はじめ皆様には、引き続き、温かく見守っていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

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