プロジェクト概要

【御礼】目標金額300万円を達成しました!

 

この度は、多くの皆様からの共感とご支援のおかげで、プロジェクト目標金額に到達することができました。誠にありがとうございました。目標金額達成後のさらなるご支援で活動の幅も広がりそうです。皆様のご支援に恥じぬ作品完成に向けて全力を傾けてまいります。

 

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 

映画「武蔵野」製作委員会

 


 

「武蔵野の自然と農のある文化創造」を目指して
ドキュメンタリー記録映画・武蔵野上映へ。

 

江戸時代から300年以上に亘り継承される平地林と農地が一体となった循環農業が、今も息づく埼玉県の川越・所沢・狭山市、三芳町などの武蔵野地域。私たちは、その農業及び平地林の四季を映像として記録し、ドキュメンタリー映画を製作します。

 

この映画で伝えたいことは、単に農業のことだけではありません。家族とは、仕事とは、地域とは、そして私たちを取り巻く自然環境とは、といったことを改めて考え直すきっかけとなるような映画を創りたいのです。ややもすれば殺伐とした現代社会に生きる私たちが人間らしさを取り戻したいとの願いに、ヒントと
なるような作品を目指しています。
 

クラウドファンディングを通じて、この映画のサポーターを募集いたします。Readyforでの支援だけでしか手に入れることのできない限定のリターンもご用意しております。このプロジェクトの実現のためにお力添えをよろしくお願いいたします。

 

記録映画監督・原村政樹
映画「武蔵野」製作委員会

 

 

 

▲映画「武蔵野」予告編

 

 

本映像作品への応援/推薦メッセージについて

 

武 蔵 野
~ 江戸時代の循環農業が息づく ~

原村政樹 監督作品

 

江戸時代の循環農業が今も息づく
「日本農業遺産」の農村の輝きを映像美と共に伝える
 

 どんなに時代が変わっても、
変えてはならないものがある
 
― 人は森が無くては生きていけない -
― 忘れてはならない大切な伝統がある -
― 里山は人の手入れで豊かに輝く -

 

武蔵野の自然や、守られてきた伝統農法を皆様に伝えます。

 

 

「武蔵野の自然と農のある文化創造」を目指して

 

かつて、とは言っても、ほんの少し前、日本に暮らす人々は、森が無ければ生きていけなかった。森は燃料や住居の建材、田畑に施す肥料の供給地であった。飲料水や生活用水となる地下水を育み、日々の暮らしを根底から支えていた。

 

ところが今から僅か60年前の昭和30年代、戦後の高度経済成長が始まると、猛スピードで工業化と地方から大都市への人口大移動が進み、都市周辺の森は消滅の一途を辿って行った。その流れは今も加速し続けている。特に東京を中心に首都圏では壊滅状況と言っても良いほど、森は消失した。と同時に森の大切さを日々、意識することなく暮らせるようになっていった。現代人の日常生活にとって森は遥か彼方の遠い存在になってしまった。

 

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世界も日本も森林面積は減少の一途にあります。

 

 

​そんな中で、東京から僅か30キロの武蔵野台地に、今も日本一の広さを誇る雑木林がある。世界的に見ても、先進国の大都市周辺にこれだけ広大な森が残っている例は他にない。たんに森が残っているだけではない。ここでは江戸時代から300年以上続く伝統の農業が今も行われている。地元の農家はこの雑木林のことを「ヤマ」と呼ぶ。元々、農業には適さない荒地だった。その不毛な大地を江戸時代、農家の人たちが木を植え、手入れをしながら誕生した人工林で、この地の農家の人たちは先祖から受け継いだ伝統農法にこだわって野菜を育てているのだ。

 

しかし、この地域の森も例外なく、戦後、徐々に減少しつづけている。農家にとって大切な落葉堆肥の供給地であり、伝統的な農業生産資材でもある森を、日本政府は単なる貨幣価値としてしか評価せず、農家に相続が発生すると、1億から2億円という莫大な相続税が課せられ、泣く泣く手放さざるを得ないという現実が、戦後、一環として続いているのだ

 
その結果、売り払われた森は破壊され、資材置場や産業廃棄物処理場に姿を変え続けているのだ。今から10数年前、この地でダイオキシン問題が発生したことを記憶する方もあるだろう。最近では通販会社・アスクルの東京ドーム一個分の倉庫火災で、大きな騒ぎとなった。

 

300年守り継がれてきた森を、「ヤマ」を、ここで破壊してしまうわけにはいきません。

 

 

伝統を守り続ける「武蔵野」を未来へ。


大都市近郊で日本唯一の江戸の伝統農法が営まれている武蔵野地域を未来に繋げたい。それはたんに古い伝統を保存するといったことではなく、ここには現代人が忘れがちな大切な価値、深い精神性があるからである。それを未来永劫、失わないことは、経済効率や競争社会のただなかに生きる現代人が人間回復へと導いてくれる重大な使命がある。

 

残念ながら、武蔵野地域である川越市・所沢市・狭山市・ふじみ野市・三芳町に暮らす住民でさえ、その大多数がその存在を知らない。いわんや、この地域外に暮らす人たちはなおさらだ。このまま大多数が知らずに過ぎていけば、いずれは全滅してしまう危機にある。今のままのスピードで森が破壊されれば、30年から50年で消え去ってしまうという試算もある。

 
武蔵野地域で雑木林と共生しながら営まれている江戸時代の循環農業を守り抜くのは簡単なことではない。しかし、この映画を完成させ、全国発信することで、その価値に目覚める市民を増やし、開発や進歩という名の破壊を押し止める力になりうるはずだ。

 

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市民も協働で武蔵野の伝統を守り続けます。

 

 

幸い、去年スタートした日本農業遺産に、この地の「武蔵野の落葉堆肥農法」が認定された。その他にも7つの地域が認定されたが、都市周辺で認定されたのは、ここ、武蔵野地域だけで、後はすべて地方の中山間地であった。

 


この地域の農家の人達は「人間はヤマに生かされている」という。
 
「人間も自然の一部である」ともいう。
 
「先祖がのこしてくれた大切なものは変えてはならない」と――。

 

 

変化が激しい現代にあって、変わらないことの大切さを教えてくれる。この地で営まれている伝統農法の神髄に迫り、効率重視の工業的価値とは対極にある「農」の深い精神文化を、ドキュメンタリーを通して描いて行きます。
 
この映画の仕上げの費用・広告宣伝やプロモーションに係る費用の一部として私たちはクラウドファンデイングに挑戦いたします。皆様お一人お一人のご協力があってこそ、このプロジェクトは完成するのです。どうか皆様、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

映画の出演にご協力いただいた方々です。

 

 

監督・原村政樹からのメッセージ

私はこの映画の舞台のすぐ近くに40年以上前から暮らしてきました。謂わば私のふるさとです。しかし、この地で300年以上途切れることなく続けられてきた江戸の循環農業が今も息づいていることを知っている人は地元でも少ないのが現状です。そして年々、「ヤマ」と呼ばれる日本最大の平地林が徐々に減少しています。

 

何事も激変する現代社会にあって、この地の農家の人たちは時代に対応しつつも、変えてはならに貴重な「農の文化」を、しなやかに守り続けてきたのです。それは日本だけでなく、世界中の人々にとっても、人類の遺生きた遺産として、後世に残したい宝物だと思えてなりません。

 

長年、農業をライフワークにドキュメンタリー映画を創り続けてきた私にとっても、これほど若い農業後継者が育っている農村は他に知りません。人間のいのちの根底を支える食べ物を育てる農業の未来は、この地で受け継がれてきた江戸の循環農業にヒントが隠されていると思えます。それは人が暮らす地域の自然環境を大切に守り育てる営みがあるからです。

 

いくら経済の成長を求めても、暮らしの中で自然環境との共生を無視した生き方には未来はありえません。人間も動物である以上、自然に生かされているからです。

私はこの映画で、そのことを伝えつつ、農業と一体となった武蔵野の雑木林、つまり「ヤマ(平地林)」を日本の大切な文化として未来永劫、残すための力になりたいと全力で動いています。

 

映画監督・原村正樹

 

 

原村政樹監督 経歴

1957年生まれ。41年前から川越市在住。上智大学卒業後フリーの助監督としてグループ現代、ドキュメンタリージャパンなどで映像の仕事を始める。1988年、アジアの熱帯林破壊をテーマにした「開発と環境」で監督デビューし、桜映画社入社。以後、短編映画、テレビドキュメンタリー番組を製作。
 
2004年長編ドキュメンタリー映画「海女のリャンさん」で文化庁文化記録映画大賞・キネマ旬報ベストテン第一位受賞。以後、テレビ番組の製作と共に自主映画製作へ以降。2006年「いのち耕す人々」キネ旬第5位、2008年「里山っ子たち」」キネ旬第3位、2013年「天に栄える村」キネ旬第3位。2012年ETV特集「原発事故に立ち向かうコメ農家」農業ジャーナリスト賞、2013年NHK新日本風土記「川越」で江戸の循環農業を紹介。2015年にフリーとなって製作に取り組んだ「無音の叫び声」では映画と同時に書籍を出版し、映画と著書が「農業ジャーナリスト賞」W受賞。
 
現在、核兵器と原発の核をめぐる日本の戦後史を描くドキュメンタリー映画「いのちの岐路で ~ 核を抱いたニッポン国」を同時に製作中。

 

 

製作スケジュールとご支援金の使い道について


■製作スケジュール
2015年10月~2017年4月:撮影
2017年5月~2017年8月:編集
2017年9月~2017年10月:仕上げ
以後、埼玉県内から全国上映を展開。
 
■ご支援金の使い道について
映画製作及び映画パンフレット等関連印刷物の製作資金として
 

 

リターンについて

 

本プロジェクトを支援して下さった皆さまには、Readyforでの支援でしか手に入らないリターンをご用意しております。詳細はリターンの一覧をご参考ください。

 

 

このプロジェクトに関するお問い合わせ

 
映画「武蔵野」製作委員会
事務局:〒350-1133 川越市砂846-3 鈴木敏夫
Fax.049-242-4811 E-mail:suzutoshi0620@nifty.com

 

 

プロジェクトのメディア掲載情報

 

■ニコニコドキュメンタリー

7月31日(月)20時~21時30分にニコニコドキュメンタリーで放送されました。

25分56秒より プロジェクトの紹介をしております!是非ご覧くださいませ。

 

▲動画提供:ドワンゴ株式会社


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