講座内容紹介 第13回 キャリア形成

第13回外国出身コミュニティリーダー養成講座は、3月4日に蒔田憲史先生をお迎えして開催されました。蒔田先生は、元玉川大学キャリアカウンセラーでありAPFSにおいてもボランティアとして、様々な相談を受けていらっしゃいました。

 

第13回のテーマは、「キャリア形成―日本でのあなたのこれからを考える」でした。まず始めに、蒔田先生は受講者に自己紹介の大切さを体感させました。これは自己紹介をする人、それを聞く側の態度をグループワークで実演し、聞き手の閉鎖的な姿勢から受ける印象を話し合い、相手の話を“聞く”のではなく、“傾く”ことの大切さを説かれました。

 

次にキャリアとは、Total Lifeであること、職業だけではなく、学習、余暇、家族や友人との関わり等を含んだ「生きざま」であり、自分の価値観にあう働き方、仕事と生活のバランスをとるという概念の元にキャリア形成を考えようと提案されました。そして、キャリア形成に欠かせない“過去の経験”をふまえて、現在の自分自身を知る事がとても重要であると説かれました。そして現在の自分を知る一環として、各々の「ジョハリの窓」をグループワークで作成しました。

 

「ジョハリの窓」とは、4~5名のグループに分かれ、初めに習った“傾く”姿勢で自己紹介を行い、個々の印象欄にチェックを入れます。自己評価欄もあるので、同じくチェックを入れます。集計して、自他共にチェックを入れた項目が“解放の窓”、他のみがチェックした項目は“盲点の窓”、自分だけがチェックした項目は“秘密の窓”、誰もチェックしなかった項目は“未知の窓”として現れます。項目に何を挙げるかがポイントになりますが、楽しくゲーム感覚で自分自身を知る良いツールとなり、講座は大いに盛り上がりました。この其々の窓から、自分の特性や可能性を模索する手掛かりを掴み、キャリア形成の一環である仕事や生きがい探しに役立ててもらうことが先生の重大な意図でした。

 

 

受講者からも、

「人の認識について勉強になりました。」

「ライフバランスは多分、キャリアは仕事だけではないという認識からです。」

「自分のことについて知ることができる良い講座だった。」

「色々なバックグラウンドの人達と話せて面白かった。」

と前向きな感想が多く、

「またこういった講座があれば参加したい。」という希望もたくさん頂きました。

 

外国出身コミュニティリーダー養成講座も残すところあと1講座となりましたが、最終回直前に「自己を見直す」という基本に立ち返り、又、「他に心身を傾ける」というコミュニティーリーダーとして欠かす事のできない姿勢の重要さを、受講者が改めて認識できた講座でした。

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