歌舞伎評判記集成第三期のパンフレットの当館スタッフの推薦文

お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。

 

今春より和泉書院から『歌舞伎評判記集成』という演劇書の第三期の刊行が始まります。「役者評判記」とは、江戸時代から明治期まで約200年間、毎年のように刊行されていた役者の批評書です。評判記には、役者の容姿や演技についての評判や、舞台を描いた挿絵などが掲載されており、現在のように写真や映像がない時代の、俳優や興行の様子を知る事が出来る重要な演劇資料です。もとは版木で刷られた木版本ですが、『歌舞伎評判記集成』では、それを活字で読む事が出来ます。資料としても貴重ですが、口語体でおどけた文章も多く、読み物としてもたいへん読み応えがあります。

 

これまで第一期、第二期と、明和期に至るまでに刊行された評判記が活字化されましたが、今回は安永から享和期(1773~1804)までに刊行された評判記110点が、『歌舞伎評判記集成 第三期』全10巻・別巻1冊に収録され、続々出版されます。

 

そしてこの度、『歌舞伎評判記集成 第三期』のパンフレットが出来上がり、和泉書院から送られてきましたが、実はこのパンフレットには、当館スタッフの『歌舞伎評判記集成』推薦文が掲載されております!著名な先生方の推薦文と共に掲載され、たいへん恐れ多いのですが、研究者だけでなく、当館をご利用になる演劇愛好家の方々にも、ぜひこの江戸時代の出版物を読んで頂きたい、という事で、推薦文執筆のお声がけを頂きました。いずれ刊行が進めば、当館の蔵書としてもご覧いただけますが、当館にいらっしゃれない遠方の方は、ぜひお近くの書店や図書館でリクエストをして、お手に取ってご覧ください!

 

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