ニューズレター4月号発行&地下書庫エアコンクリーニングご報告

お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。

 

本日10日、公益財団法人松竹大谷図書館ニューズレター4月号を発行いたしました。

https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pdf/newsletter_no241.pdf

 

当館HPより、上記PDFファイルでご覧いただけます。

 

4月号では、

・新着資料案内

・新規登録資料案内

・資料提供

・地下書庫エアコンクリーニング&防カビコーティングご報告

・お知らせ(『歌舞伎評判記集成 第三期』第1巻発売/早稲田大学演劇博物館全館リニューアルオープン/歌舞伎座プログラム連載「筋書でみる歌舞伎座130年」第2回)

 

以上を掲載しております。

 

 

さて、ニューズレターでもご報告しておりますが、先月の館内整理休館中の3月13日に、当館地下書庫のエアコンのクリーニングを行いました。昨年8月に埼玉福祉会図書館事業部さんに実施していただいた書庫内のカビ検査の結果、地下書庫のエアコンにカビの胞子が付着していたためです。

 

検査の詳細は、下の松竹大谷図書館公式Facebookの投稿をご覧ください。

●昨年8月の検査についてのFacebookの投稿はこちら《2017年8月25日の投稿》

●検査結果についてのFacebookの投稿はこちら《2017年9月24日の投稿》

 

この検査をしていただいた埼玉福祉会さんに、エアコンの洗浄と防カビ対策も実施していただきました。施工は株式会社ファインテックです。当日はファインテック社の方2名、埼玉福祉会の方1名での作業となりました。

 

10時過ぎ、高圧洗浄機、バケツやブラシなどの機材を地下書庫に運び入れて作業開始。現場となる地下2階の書庫のエアコンは、移動書架の通路奥の天井近くに設置されています。

 

エアコンは左の写真のように、こんな高いところにあります。作業は狭い通路で、脚立に登って行わなくてはなりません。まずはエアコンの電源を切ります。

作業前の真菌検査のためサンプルを採取します。これを2週間培養し、作業前に、カビの胞子がどれだけいるのか検出します。

 

次に、書架の養生作業を行います。

 

水を使っての洗浄作業とあって、下の書架の資料への影響が気になりますが、普段は食品工場の空調機を扱うことも多いというファインテック社、水漏れ対策は万全です。左右両方の書架を大型のビニールシートで厳重に覆い、エアコン自体も全体を覆い、その覆ったシートの中に手を差し入れて作業を進めます。またエアコンを覆ったシートから別のビニールシートを筒状にして下へたらし臨時の排水ホースにします。書架の資料を移動させる必要はありませんでした。

 

 

養生がすんだところで、エアコンのカバー、フィルター、風向板などの部品を外し、高圧洗浄機で洗います。本体も高圧洗浄します。高圧洗浄までは、一般家庭を対象としたエアコン洗浄でも作業工程に入っていますが、部品を外してまで洗浄してくれるところは多くはないようです。

 

高圧洗浄ののち、外した部品や本体を乾かし、今度は抗菌薬剤を溶かし込んだアルコールで拭いていきます。これでエアコンについていたカビはほぼ退治されます。

 

仕上げに、各部品に真菌を寄せ付けない水性防カビコーティング剤を刷毛で隅々まで塗布していきます。この水性防カビ剤でコーティングしておけばカビの胞子は生えませんし、飛んできても根付くこともありません。そして作業のポイントは、刷毛で叩くように塗ってゆくこと。高圧洗浄でも洗い落とせなかったカビもこれで完全にノックアウトされます。また、コーティングの出来ない熱交換器やフィルターには、抗菌・防カビ・消臭を同時に行うスプレー「エアーファイン」を噴霧して、防カビの被膜を作ります。

最後に再び真菌検査のサンプルを採取、エアコンの部品を組み立て動作確認をして作業終了です。この間約2時間でした。

すべての作業が終了し、カビの胞子がいなくなり、きれいになったエアコンです。

 

                                   

 

《GW中休館のお知らせ》

平成30年4月28日(土)~5月1日(火)休館

平成30年5月 3日(木)~5月6日(日)休館

5月2日(水)は通常通り開館致します

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