十六羅漢像の修復前後

株式会社文化財マネージメントの宮本晶朗です。

 

前回に続いて、十六羅漢像の修復についてお伝えします。

前回は修復作業の概要についてでしたが、今回は修復作業をおこなう前と後の、像全体の画像をご紹介します。

 

(第三 迦諾迦跋釐堕闍尊者 修復前)

 

(第三 迦諾迦跋釐堕闍尊者 修復後)

 

 

(第七 迦哩迦尊者 修復前)

 

(第七 迦哩迦尊者 修復後)

 

 

前回の修復作業の概要でご紹介したような、地道な作業をおこなった結果でありますが、率直に言って、画像で見る限りは劇的な変化は感じられないと思います。

以前に投稿した仏像修復家・岡田靖さんのコメントにもありましたように、像の持つ歴史性を尊重しつつ、これ以上の損傷を防ぐ作業の結果といえます。

「制作当初の絵具をすべて剥がして新たに塗り直し、新品同様にする」ということではないのです。

 

とはいえ、像を実際にご覧いただけば、修復の成果はよくわかると思います。

機会がありましたら永昌寺にいらして、修復された十六羅漢像をご参拝いただければ幸いです。

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